収納計画

2019/09/02

快適ライフをもたらす、住まいの「収納法」 準備編

カテゴリ: くらしと健康

 住まいの困りごとのひとつに【収納スペース】と【収納法】があります。しっかりと計画を立てたつもりだったのに、いつの間にかモノがあふれてしまった・・・というのは誰もがもつ経験です。
 「収納法」は、状態を美しく保つための「整理整頓法」とは少し異なります。そして答えもひとつではありません。上手な「収納法」とは、「自分や家族に適した方法」を選ぶことです。
 この機会に、収納を見直してはいかがでしょう。

監修:大成建設ハウジング株式会社 技術本部 渡辺和之氏

監修:大成建設ハウジング株式会社 技術本部 渡辺和之氏

使いやすい収納計画は、家事の効率をアップさせます。


モノを探す時間と手間は、思いのほか日常のストレスとなります。
このストレスを解消する「しまいやすく、取り出しやすい収納」は時短に繋がり、家事効率もアップさせてくれます。

 

 

「次はこうする」の見込み計画が、気持ちのゆとりに繋がります。


子どもの成長や家族構成などのライフサイクルとともに、適した収納法も変化します。
長く暮らす家だから、収納もロングスパンで考えておくことが大切です。
近い未来の予測をしておくことで、「残すもの」と「処分するもの」の区別もしやすくなります。

 

 

「分散型」と「集中型」の使い分けで、いつも快適な住まいが実現できます。


モノをよく使う場所の近くに置く「分散型収納」の考え方と、納戸などにまとめて入れる「集中型収納」の考え方。
日常生活において便利な「分散型」は、しまい忘れて散らからないよう場所の工夫が必要です。
まとまったスペースを確保する「集中型」は、ついモノをつめこみがち。探さずに取り出せる工夫をします。
収納を使い分けることで、すっきり快適な住まいを実現します。
 
 
 

収納計画を成功させる「4つのステップ」
 

いざ収納計画を、といっても何から始めてよいか迷ってしまうものです。
まずは家族の持ち物を把握することから、収納計画は始まります。 
 

Step 1 家族の持ち物をリストアップする。

具体的な収納計画に入る前に、まずは手持ちの「モノ」の総量を確かめることが大切です。
書き出してリストにしてみましょう。

 
 

Step 持ち物を運んで分類する。

持ち物を把握したら、収納すべき「モノ」は何かを選択する必要があります。
使用頻度から分類して整理してみるのもよいでしょう。
不要だと感じたら、ときには思い切って処分する
ことも大切な整理法です。

 
 

Step 3 グループ分けと場所決めをする。

新しい住まいに必要な「モノ」は決まりましたか?
次は、グループ分けして収納に最適な場所を決めていきます。

 
 

Step 4 場所ごとのプランニングをする。

適材適所に「モノ」を振り分けたら、具体的なプランニングに入っていきます。
造りつけの棚をつくるのか、家具を選ぶのか、スペースだけを確保しておくかでは、後々の整理の仕方も変わっていきます。
家族のライフスタイルに合ったプランニングが不可欠です。

 

 

取材協力:大成建設ハウジング(株)
 災害に強く、世代を超えて住まい続けることができる鉄筋コンクリート住宅パルコン。
 単世帯はもちろんのこと、2階建て、3階建て、4階建て、二世帯、賃貸、併用住宅などに対応しております。
 リフォームは、一般戸建住宅からマンションまで、幅広く対応しております。

 住まいに関することは、大成建設ハウジングに是非ご相談ください。
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